高濃度酸素水の利用

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植物の成長は酸素を与えることで,大幅に促進される!

植物は光合成を行って,
水 + 二酸化炭素 + 光エネルギー → 炭水化物 + 酸素
という反応を行い,地球上で有機物を生産しています.

常識ですが,でもここでもう1度考えてみて下さい.
炭水化物だけで,植物の組織を作ることができません.

植物は、合成した有機物を酸素で分解し、化学エネルギー(ATP)を得て、それを使って根から肥料分(窒素,リン,カリウム)を汲み上げて,それらの養分をもとに組織を作り,成長します.(根の回りの肥料分の濃度は,根の細胞の中よりも低いので,エネルギーを使って汲み上げる必要があります.自然に根に肥料分が染みこんでいくわけではありません.)

ところが,光合成が可能なのは昼間に限られます.光合成ができない夜間には酸素を自力では作ることができないので,肥料分を汲み上げるために必要なエネルギーを得ることができません.十分な酸素を得ることができないために,夜間になると植物は休眠しているのでしょうか?

この問いの逆接として,夜間に根から十分な酸素を得る条件を作れば,植物の成長を大幅に促進できるのでしょうか? この問いに対する答えが,eco-バブル®の研究開発の過程から得られました.

高濃度酸素水(溶存酸素濃度 20 ppm以上)を植物に与えて夜間も十分な酸素を利用できる条件を作ると,植物はその酸素を利用して成長を大幅に促進できることを示す研究結果が得られています! 

これまでの植物栽培学の常識を覆す発見です! 次のページで詳しく説明します. 画像の説明