研究情報:酸素ガス溶解・海水・純酸素マイクロバブル

No. 5:  eco-バブル®-400・純酸素マイクロバブル曝気による酸素溶解曲線(2017.2.5)

空気の替わりに純酸素ガスをeco-Bubble® へ送ってマイクロバブルを発生させ、水を曝気すると、空気の場合とは異なり、窒素が同時に溶解することによる酸素の溶解への干渉現象がありません。そのため、溶存酸素濃度は、30 mg/L程度の濃度まで時間に対して直線的に増加していきます。

  eco-Bubble-400 oxygen bubbling

この実験例では、曝気開始14 分後に溶存酸素濃度が29.4 mg/Lに達しました。同じ通気量の純酸素ガスをディフューザーで曝気しても9.99 mg/Lに、空気のマイクロバブルでは6.18 mg/Lに止まっていました。純酸素のマイクロバブルによる曝気は、高い酸素ガス溶解性を示し、高濃度酸素水を短時間で作成することが可能です。