TitleーDDHRS

 マイクロバブルを発生する方法は,液体を動かして導入した気体と反応させる方法と,液体が静止状態で発生させる方法に大別されます.弊社で採用している方法は前者で,そのなかでも旋回液流式と呼ばれる方式です.この方式のもっとも大きな利点は,
  1. 大量にマイクロバブルを発生させることができる.
  2. 汚水でも目詰まりがしにくい.
ことが,挙げられます.

eco-バブル®-400のマイクロバブル発生ノズルの特徴
これまでの旋回液流式のマイクロバブル発生ノズルでは,ノズルの内部で渦流を発生させて,その中心に生じた負圧で外部から気体を引き込んで,その気体と渦流を混合させて,マイクロバブルを発生します.eco-バブル®-400では,この気液混合槽の基本構造を見直して、ノズル内部で二重の渦流を発生させて,さらに大量のマイクロバブルを発生できるノズル,二重渦式高速回転気液混合二重槽DDHRS:Dual-chamber/Dual-vortex High-speed Rotation System)を開発しました.
特許情報
画像の説明

二重渦式高速回転気液混合二重槽(DDHRS)
ポンプから送られた水が外側の混合槽(黒色)から内側の混合槽(青色)の先端部に流れ込むと,下降する旋回流(外渦流)が発生します.同時にその内側には,上昇する回転半径の小さい(その分回転速度が大幅に上がった)内渦流が発生します.この内渦流によって生じる強い負圧で,渦の中心部に外部から空気が引き込まれ,負圧エアー軸(エアーカラム)が形成されます.
 このエアーカラムがノズルの先端部で崩壊すると,マイクロバブルが発生します.透明なアクリル樹脂でデモ用ノズルを作りました(右写真).エアーカラムの先端が白くなって,マイクロバブルが発生していることがわかります.

      内部の渦やマイクロバブルの発生の様子を動画でご覧ください。
動画クリップの開始50秒後:二重旋回流の存在を確認できるシーンがあります.
電源を切ってポンプの稼働停止します.その時,ノズル内ではエアーカラムが壊れて外側へ広がりますが,内渦流と外渦流があるので,その境目より外側には壊れたエアーカラムの泡が広がりません.